国家資格保有?

最近、やたらと国家資格保有と歌い出しをしている整体院が異常に増えています。

一般の方は「国家資格保有なら安心!」と思うかも知れませんが整体に国家資格はございません。

彼ら国家資格保有の正体は、捻挫、脱臼、打撲、骨折などの外傷専門の柔道整復師や鍼灸師、マッサージ師さんです。

確かに彼らは身体を診るのはプロだと思いますが、どうでしょう?

皆さんはお腹が痛くなり病院に掛かる時に何科に行きますか?

産婦人科?眼科?耳鼻咽喉科?歯科?整形外科?外科?皮膚科?泌尿器科?精神科?

当然、内科に行かれますよね・・・

それと同じでそれぞれ専門分野があり、特に体は単純ではないために各々の分野で深く追及していかないといけないから病院では科によって分かれています。

ですから、接骨院、整骨院、鍼灸院、マッサージ院などが整体、カイロプラクティックの分野で「国家資格保有で安心」なんて歌うのがそもそもおかしい話です。

私は昔、東京にて修行中接骨院などにも勤務していました。

当時の接骨院整骨院の先生らは腕で勝負で接骨院は外傷には強い、いわゆる「ほねつぎ」で目の前で一発勝負の骨折の整復や脱臼を正確に確実に治していました。

私はその助手などをして憧れたり尊敬もしていました。

鍼灸師の先生は、経絡や脈診を読み取り症状によって鍼を使い分け適確な施術をしていました。

今の先生はどうでしょう?

ちなみに接骨院整骨院に骨折した時に行ってみて下さい。

たぶん整復はできないでしょうし、まず整形外科に行って下さいと言われると思います。

ですが軽傷や保険適用で扱える患者さんには「任せて下さい!」などと言いながらしっかりずるずると長引かせて施術をしてくれると思います。

確かに昔に比べると捻挫、脱臼、打撲、骨折は減ってきているのかも知れませんが、

そもそも外傷を適格に治せる先生がいなくなり「餅は餅屋」のはずの外傷を整形外科に廻してしまう事に問題があるのではないでしょうか?

もっと柔道整復師業界の底上げをして頂きたいものです。

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